注目の棋聖戦第二局、羽生棋聖VS豊島八段の対局。
ここまで、豊島八段が先勝しており羽生棋聖が王者の意地を見せれるかどうかの一戦。
A図は豊島八段にチャンスが訪れている局面。
感想戦では、この局面で69銀と打てば豊島八段が若干有利だったようだ。
以下、39飛、78銀成、同玉、67角が一例だ。
本譜は、27角と打った為、39飛、72角成、57金の進行。
迎えたA図、ここが岐路だったようだ。
本譜はA図以下、48銀、52角、42金打、43桂!、22玉、41角成で羽生棋聖が勝勢に。
43桂に同金左は、41飛成、同金、43角成、32銀、33銀で寄り。
豊島八段は43桂をうっかりしたようだ。
A図では、48銀と攻め合いにせず、42銀打として飛車を捕獲すれば、まだまだ難しい形勢だったようだ。
羽生棋聖が勝ち、1勝1敗となって改めて3番勝負。
まだまだ目が離せない。