2勝2敗で迎えた第5局は、羽生棋聖の一手損角換わり。
A図は後手がやや良さそうですが、次の一手が印象的でした。
84角と逃げておいても後手に不満がないかなと思って見ていましたが、羽生棋聖は68金!
ただの所に金を捨てるので、非常に思い切った一手です。
狙いとしては、角を捌いて99の香車を取るのが大きいと見た一手です。
以降も羽生棋聖がペースを掴み、快勝となりました。
シリーズも通算3勝2敗となり、羽生棋聖の防衛で幕を閉じました。
追い詰められた羽生棋聖でしたが、土壇場の羽生棋聖はやはり強かったです。
さて、標記の件についてですが、当教室は8月より毎週日曜日を定休日とさせていただきます。
どうぞ宜しくお願い致します。