名人戦第2局 佐藤挑戦者VS羽生名人

76歩、84歩、68銀と佐藤挑戦者が矢倉に誘導して始まった名人戦第2局。

序盤から構想力の問われる将棋となり、難しい中盤戦が続いていましたが、徐々に羽生名人の優勢に。

本局のハイライトがA図。

A図は佐藤挑戦者が44金と指したところですが、先手玉には即詰みが発生している局面。

羽生名人が詰ませば勝ちの局面ですが、54歩と受けに回りました。

以下、75桂打、同歩、同桂で後手玉は詰みの為、羽生名人の投了。

両者9時間の持ち時間を使い切り、一分将棋まで突入する激戦でとても面白かったです。

第3局は5月12日、13日に鹿児島県の「城山観光ホテル」にて行われます。