NHK杯 村山七段が逆転勝ち

A図は25銀と歩を取ったところですが、それに対して21ととすれば

勝ちだったという感想が残されています。

A図から42飛成、13玉、22角と進みましたが、豊島七段は詰みと錯覚していたようです。

確かに、考慮時間が残っていたのにも関わらずノータイム指しだったので、

読み切ったのかな?と思って見ていたのですが、詰まないと気付いた瞬間に

考慮時間を使い始めたので、少し様子がおかしいなと思って見ていました。

22角とは打たずに、33竜と指しておけばまだ勝ちだったという感想も残されているので、

豊島七段としては非常に残念な一局だったと思います。

とはいえ、東西を代表する若手同士の非常に面白い将棋でした。